皆さんお久しぶりです。
最近は地元でのジャグリング教室活動や近所でのパフォーマンス活動が中心になり、すっかり発信が少なくなってしまいました。
また少しずつ増やしていきたいですね。
さて、今回はタイトルの通り、ジャグリングの練習を重ねていく中で感じたり、人から言われたりする「キャッチ数の壁」について個人的な考えをまとめます。
キャッチ数の壁とは何か
まず最初に、今回の主題であるキャッチ数の壁とはどういうものか説明します。
そもそも、主にトスジャグリングを中心に、自身の成長度合いをその技が続いた回数、すなわちキャッチ数で計測する風習があります。
「5ボールカスケードのキャッチ数の自己ベストが50から70に伸びたから大きく成長した!」といった感じですね。
私もいろんな技の自己ベストのキャッチ数を覚えていますし、Twitterで記録を更新して喜んでいるジャグラーの投稿を見ることもあります。
で、このキャッチ数はどうやら練習時間に比例して伸びていくものではないらしく、
30キャッチまでは少ない練習時間でたどり着けたのに、これまでにかけた時間よりはるかに長い時間をかけているはずなのに50キャッチになかなか到達しない、といった現象が起きます。
とりわけ到達まで時間がかかるキャッチ数を「壁」と呼ぶことが多いと思います。
キャッチ数の壁の正体
キャッチ数の壁をいくつか挙げます。
①再現性の壁
②瞬きや呼吸など人間の生理現象による壁
③肉体的な限界による壁
④精神的な要因による壁
順番にまとめます。
①再現性の壁
少ないキャッチ数で感じる壁の正体は大体これです。
例えば、5ボールカスケードが毎回10キャッチまでしか続かないといった感じです。
より細かく書くと
投げ出しの5投(1ループ目)は必ず狙ったところに投げられる
→1ループ目の軌道が安定しているためその次の5投(2ループ目)を投げることができる
→2ループ目の投げが安定していないのでキャッチできず落とす
といった感じ。
これは一番大きく、そして逃れようのない壁なので、練習量で乗り越えましょう。
毎回同じところで落とすとしても、+1キャッチを狙って貪欲に投げることが重要です。
落としそうになった時に毎回止めているとこの壁に阻まれる期間が長くなります。
②瞬きや呼吸など人間の生理現象による壁
これは文字のままですが、特にジャグリング中のミスの原因になりやすいのが生理現象です。
例えば、7ボールカスケードを投げる場合、30キャッチ程度までは瞬きをほとんどせずに到達できますが、それ以降は目が乾燥するため瞬き無しで到達するのは難しいでしょう。
瞬きをしても落とさなくなるためには、それまでよりはるかに高い練度が求められます。
そのため、壁を感じやすいキャッチ数がこういった生理現象によって発生するというのは理解に難くないと思います。
呼吸も同様で、浅い呼吸だけで行けるキャッチ数であれば体のブレが出ず安定した軌道で投げられますが、ある一定以上の時間を超えると深い呼吸で酸素を取り入れる必要が出るため、その際にドロップしてしまう場合があります(もしくは呼吸が続かず酸欠になってドロップする)。
個人的には、7ボールカスケードなら60キャッチ近辺にこの壁が来ると感じています。
③肉体的な限界による壁
腕が疲れて安定した軌道で技を繰り出せない、握力が足りなくなって一定キャッチ数付近でドロップしてしまう、といった現象のことです。
技術の向上により一気にキャッチ数が増加していたのに、ある一定のキャッチ数で限界を迎える場合、この現象が起きている可能性があります。
自覚しやすい部分だと思うので、他のパターンより特定しやすい特徴があります。
闇雲に技の練習を続けるより筋トレをした方が成長が早かったりもしますが、それはまた別の話。
④精神的な要因による壁
100キャッチ目前で落としてしまった、自己ベスト更新の寸前にミスをしてしまった、という経験は皆さんもあるのではないでしょうか?
キャッチ数なんて数えるからいけないのですが、数で自身の成長を測定する人が多いため、人によっては頻繁に発生してしまいます。
私も未だに7ボールカスケードが90キャッチを超えるといきなり軌道がブレ始めて、95~99キャッチくらいで落としてしまいます。
対処法についてですが、この精神的な問題を「壁」と表現してしまうと、より自身の中で壁に対する意識が強まってしまい、抜け出せなくなるリスクがあります。
スランプだと思うと余計にスランプが悪化するみたいな。
半分くらいの壁はこれが原因だと思います。
昔から、脳筋で壁を壁とも感じないような人が新たな技術を開拓したり、第一線で活躍していたりします。
なので、可能であれば「今感じている伸び悩みは精神的なものだから気にしないことにしよう」くらいの感覚にできるといいですね。
また、「キャッチ数が増えていないから成長していない」という思い込みもこの壁をより強固にしてしまいます。
最大のキャッチ数が伸びていなくても、平均が増えた、序盤でのミスが減った、今まで耐えられなかった崩れ方から復帰できるようになった、などなど、色んな成長があります。
それらを敏感に捉えられるようになることも対処法の一つだと思います。
最後に
今回は、「ジャグリング中に感じる壁の正体」について、私が考えていることを文章にしてみました。
生理現象や肉体的な限界による壁も当然存在していますが、それと同じくらい精神的な理由で発生している壁も大きいと思います。
前者はどうしようもない部分があり、練習量でカバーするしかなかったりします。ですが、後者の精神的な部分については多少コントロールが効くので、やたらと壁を感じがちな人は今感じている壁の正体について考えてみるといいかもしれません。
今回の記事は以上にしたいと思います。
ありがとうございました!